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第一回ソーシャルフットボール全国大会(選手レポート)

今回、3回目のグランゼーレ東北結成と言う事で、初結成時(2015年)の激闘をプレイバックしてみようかと思いました。



この大会、他チームは単独チームでの参加の様でしたが、東北は地域選抜チームを結成し参加しました。
2018年11月10㈯、11日㈰に開催される第一回ソーシャルフットボール地域選抜選手権に先駆けて東北地域の絆を前々から紡いできていたのです。

会場のテバオーシャンアリーナは、本当に最高のステージで気持ちよくプレイできました。

第一試合vsFCウエノ


キャプテンを任された筆者でしたが、岩手のTちゃんがゴレイロとして試合での声出しが大きく指示も的確で、どっちがキャプテンだろうと何度も思ったものでした。

試合はNジのゴールで流れを掴むと、みやぎのIさんがゴール前で受けたと同時にターン。そのまま右隅に突き刺して追加点。

その後、相手のカウンターを受けるもフィクソのSさん(山形)が潰してくれます。
今大会本当にSさんが後ろで安定感をもたらしてくれました。
奪ったボールをカウンター返しでサイドから低いクロスを入れます。相手ゴール前に三人目詰めたので慌てたのか相手ゴレイロがファンブル。これをIさんが押し込み3-0。

選手を入れ替えながら後半へ。
相手ボールをさらったNJ(山形)がそのままドリブル突破し冷静にゴール。NJはその後、第一回の国際大会の日本代表にも選ばれる活躍でした。

さらに、ゴール付近のサイドで受けたみやぎの女子選手MRさんが角度のない所からのシュートがゴールに吸い込まれます。

筆者も中央からゴールを決め、自分の名前をアナウンスされると本当に誇らしかったです。

相手陣の右角で受けたMRさんの落としに青森のMさんが走り込んで蹴り込みます。
前日練習でも魅せたこの動きがとても華麗でした。
結果7-0で予選一回戦を勝利!

予選第二試合vs岡山SUN's(サンズ)


開始すぐNJが一人躱してゴール。
さらにNJが相手ゴール前で粘って守りを皆引き付けてフリーのMRさんにパス。難無くゴールし、2-0。
岩手のTちゃんはゴレイロを同じく岩手のSIさんに任せてフィールドプレイヤーとして出場。
守備意識の高さが光りました。

またもNJがゴール前で受け、相手ゴレイロの股抜きシュートで3-0。

Tちゃんの右サイドからのパスをMRさんがファー詰めで4-0。そこで前半終了。

後半、筆者が左サイドをドリブル突破して折返しをIさんが流し込みました。

筆者は右サイドの競り合いからトゥーキックで相手のタイミングを外しゴール。更に、ドリブルで(持ち過ぎてた感が強いですが)粘り最後はゴール上にループで決めました。周りは何回もパス呼んでたのを、後の映像で分かりました(苦笑)。

ここでMRさんを下げて温存し、それでも中央で受けたIさん。筆者がファーで受ける動きに相手ゴレイロがつられ、ゴールがガラ空きに。その隙を逃さず楽々ゴール。
9-0で大勝します。

この大勝二つでイケるイケるムードになって、決勝で当たるであろうEspacio(エスパシオ)の事ばかり考えて、準決勝で当たる相手の事はあまり考えていませんでした。

準決勝vsダルク


この試合はプレイングタイムで行われました。(ボールが出てる間は時計が止まる)
相手は女性メンバーが居ない様なので一人多い状態で試合をします。

試合序盤でNJとIさんのワン・ツーから滑り込みながらのシュートで、NJがゴール!

しかしその後、ハンドで与えた相手フリーキック。シュートが壁に当たり、運悪く敵の前に転がりそれを押し込まれました。

この後、マシントラブルで約2分試合が止まります。



ダルクの選手は、街のフットサル施設で一般の人を相手にしてるような感覚で、テクニックもあり、ゲーム慣れしてるなと感じました。

その後、白熱した試合が続きますが、筆者の守備のマークが甘く簡単に突破された場面もありましたが、前半は1-1で折り返します。


後半も一進一退、全体的には数に勝るグランゼーレが押し込む展開だが、ファウルの数はウチが多かったです。

残り3分を切ったところで相手のシュートをTちゃんがビッグセーブ!横っ飛びで弾き出します。
しかし、そのコーナからダイレクトで決められてしまいます。ゴール前に駆け込む二人の選手に釣られて、後ろの選手がフリーになっていました。

その後、果敢に攻め込みますが、相手ゴレイロは、今大会MVPに選ばれた選手。抜群の安定感でゴールをゆるしてくれません。

逆に残り1分にカウンターをくらい3点目を奪われました。

それでも諦めず闘う選手たち、最後まで熱い試合をしてくれました。
1-3で敗れ、三位決定戦に回ることになりました。

三位決定戦 vs estrella AICHI(エストレージャ)


キャプテンとして声を掛けたのは、(決勝より)1番盛り上げてやろうぜ、と。

前半、長身の好キーパーに阻まれ、チャンスは作るも得点できず、地元愛知のチームもあって確かに盛り上がってました。

後半、こちらのカウンター。Nジ→Iさん→Nジ→筆者と繋ぎ、シュート!弾かれ、こぼれにNジからMRさんへ。シュートするもポスト。しかし最後筆者が詰めて何とかゴールをこじ開けます!
(筆者はこれでお役御免)

そこからゴールラッシュ。
Mさんが前線で受けて粘ってゴレイロも引き付けてMRさんにナイスパス。
MRさんゴールに流し込んで2-0。

MRさんがサイドで残して、Nジへ。
Nジがサイド深く入り込んで折り返しをNJが決めて3-0。

試合終了間際にはNジの絶妙キックインからIさんのヘディングシュートが決まり、4-0の大差で勝ち、今大会屈指の火力(攻撃力)を魅せつけました。


悔しい3位でしたが、強敵を相手にすると途端に自分のボロが目立つなと反省したものでした。
しかし、大会後も暫く興奮冷めやらぬ状態が続いてしまうほど熱い大会でした。

             byいっし〜

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第2回ソーシャルフットボール東北大会

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