スキップしてメイン コンテンツに移動

ガンバ大阪スカンビオカップ①


第10回の節目の大会。
今回はいつも以上の皆様に支えて戴いて、大会が開催されました。
そんな大会に参加させていただいたことをまず、深謝申し上げます。有り難う御座いました!


始まる前こそっと(長丁場になるので)セーフティリードをしたら少し流そうか。
こんな会話をとても反省しました。

ソーシャルフットボール(精神障がい者のフットサル競技)のレベルは飛躍的に進歩してると感じざるを得ませんでした。

と、言うのもグランゼーレ東北が戦ったチームはどのチームも自分達の特徴を生かして勝ちに来る厄介なチームばかりでした。

・チームドラゴン(熊本県)


意外な敵は足下に。

そう、昨日一時的に降った雨による濡れたピッチでした。
青森の二人は練習の段階で何回も豪快に滑って転んで、「本気で走れねぇよ」、「今からトレシュー(トレーニングシューズ)買いに行こうかな?」と割りとマジな嘆きを叫んでました。
濡れた人工芝にフロア、体育館用あめ色の靴底は相性最悪でした。

みやぎの(日本の)Nジ選手はあめ色底シューズで普通にプレイしてて、相変わらずでしたが。


前半戦は相手2本のシュートに対して12本のシュートを浴びせるも決め切れず、
普段全日本とかに言う決定力不足って言葉を「嗚呼、簡単に言うもんじゃねぇな」と実感しました。


後半はみやぎの女子選手以外、宮城以外の男達で固めた布陣でスタート!
やけに気合が入ってました。

と言うのも、昨日の前日練習でみやぎの若きエースE選手が練習を取り仕切ってくれてたんですが、チーム分けで「じゃあ、みやぎと、他で。」と発言。

これに青森のスタッフ含めたガヤ三羽烏が吠える吠える。
冗談めかしてたけど、あれは本気(ガチ)です。(他の地方の方には解らないかも知れませんが、東北の構図としてそういう複雑なものがあるのです)

見事に燃えてくれました(笑)


岩手の日本代表候補Dがドリブルで仕掛け、一度は奪われるもすぐプレスして奪い返しそのまま相手コーナー付近までドリブルでえぐってマイナスの折り返しに
青森の「何でも屋」お前の得意競技は一体何だ⁉ソフトバレー、バスケ、フットサルを高い次元でこなす、更にはゴレイロでスローさせれば相手ゴールをライナーで越えさせると自負するMさんがごっつぁんゴールを決めます。


しかし、結局その一点のみ。
マンオブザマッチ(MOM【最優秀選手賞】)は相手ゴレイロでしょう。

何だか雲行きが怪しく感じ、皆、試合後苦笑いというそんな試合後の様子でした。


続いて二回戦

・Half Time(大阪府)


この試合もなかなか決められずに前半も五分を過ぎようかと言う所、みやぎの2大エースが魅せてくれました。

先制点は岩手のエースとみやぎの若きエースが相手を引き付けてNジをフリーにさせてくれました。

そうなれば日本の否、世界一のエースが外す訳もなく、綺麗なゴール。ジーコが言うゴールへのパス。教本に載せたいゴールでした。

二点目は相手のパスを自陣手前でカットしカウンター。Mさんのドリブルの間にEさんが自分のマークを外して裏で貰ってトラップし狭いニアサイドをぶち抜きました!


後半はユニフォームが被ってるってことで赤いビブスを着けてプレイ。

相手ゴール前で混戦そのこぼれ球をAッキーがゴール上にドカン!

3-0になったところで相手の反撃を受けるもゴレさんナイス飛び出しでコースを無くします。しかしコーナーキックを直ぐに始められ寄せが甘かった所を超狭いコースをすり抜けてゴール
ゴレさん不運。何と3人の味方ブラインド(笑)。

その後Dが相手ペナルティーエリア横でファウルを受け、Dのゴール前へのパスに鶴岡のマイペースYが足首の動きだけで当ててゴール。

正直速すぎてどこに当てたのか分かりません。

試合は4-1で勝ちました。

最後に自分の話を書かせて貰うと、

結果この大会はノーゴール。

監督に自分の課題は何ですか?と尋ねてみたら出るわ出るわ(笑)、ゲップ出るほど言われて、メモ取って帰ってからドリブルデザイナーの動画を探したりして、

で、Half Time戦は長く出して貰えたんですが、自分のプレイ観てて、気づいたんです。


試合でフェイント出さねぇ奴だな(これでも一人で練習したんです)、よく相手のフェイントに引っ掛かる奴だな。

ただただ猪見たいに一直線に相手ゴールに突っ込んで行くな。


        そうか



     こいつバカなんだ。



フィンタの動きは【前へ行くぞ行くぞ詐偽】と考える奴です。

ただ、Nの評価は高いんです。
「何で(日本代表)セレクション受けなかったんですか?」って聞いてきたり、こっちが「オレが受けて行けると思う?」って聞くと躊躇いもなく頷くし。

Nが信じてくれたらオジさんは空を飛ぶことだって湖の水を飲み干すことだって出来るんです。


宮城に以前居た天才ソーシャルフットボーラーに(Nより足技は上かも)「フットサルは魅せてこそですよ」。
って言われたことあって、華麗な足捌きのことを言ったと思うんだけど

オレはただ前へ前へ愚直に突き進むのも人の心を打つプレーだと信じてます。



            「最後までお読みくださってありがとうございました」

                                             byいっし~

コメント

このブログの人気の投稿

エスプランドルみやぎ紹介

エスプランドルみやぎとは 宮城県精神障害者フットボール協会(コネクト)が運営する、宮城県選抜チームです。 主にフットサルを中心に、宮城県内の精神障害者スポーツの普及と発展、選手の社会復帰を目的に活動しています。 活動内容は? 練習会の開催 仙台市内の精神科クリニックや福祉事業所と合同で練習会を開催しています。毎月1~2回、活動時間は13:00~15:00の2時間程度となっています。 各大会への参加 スポーツ祭東京オープン競技フットサルに北海道・東北(青森・宮城)合同チームNorthern Unitedとして参加し、優勝。 その後は毎年各地で行われる大会に参加しています。 リーグ戦開催(予定) 今後県内各施設と合同でリーグ戦を開催する予定です。 参加するには? まずは練習会へお越しください、サッカーやフットサルの経験は問いません!ボランティアや指導をしてくださる方も募集しております。 (※大会等への参加は各主催団体の定めにより、通院証明や精神保健福祉手帳が必要となることがあります) 練習会の見学や不明点については こちら まで、氏名・連絡先を記入の上 お問い合わせ下さい。(返信はGmailからになります、受信許可の設定をお願いいたします) ※練習会及び大会参加時にエスプランドルみやぎとしてスポーツ障害保険等には加入しておりません。怪我等は自己責任が原則となりますので、心配な方につきましては、各自スポーツ保険等にご加入の上ご参加ください。 大会参加歴 [2013] 第13回全国障害者スポーツ大会 優勝(北海道・東北合同チーム) [2014] ガンバ大阪スカンビオカップ  準優勝      JSFA主催 東北・北海道大会 優勝 [2015] 第1回ソーシャルフットボール全国大会  3位(東北合同) [2016] 第1回ソーシャルフットボール東北大会  FC DATEとして出場       Safilvaカップ 出場 [2017] 第2回ソーシャルフットボール東北大会  優勝

第2回ソーシャルフットボール東北大会

予選リーグは10分1本勝負。 初戦の相手は強敵オーロヴェッタ鶴岡! いきなりの山場を迎えます。 体育館も選手や応援の熱気で暑さを増します。 なので、作戦はボックスという台形の様な布陣で相手がハーフ(ライン)を越えてきたらチェックに行こうと決まりました。 試合は一進一退でしたが、相手ゴール前からE選手の優しいパスを女子選手Yさんの決勝ゴールで1-0で勝ちきります。 続く予選第二試合グラウベン青森戦はなかなか決定機を作れず、0-0で引き分けます。 相手ゴレイロ(GK)の強肩からのロングスローは長身の選手と上手く連携したらトンでもない武器に成りそうな予感がしました。 予選を一位で突破して、決勝トーナメントのシード権を獲得します。 準決勝の相手はまたもや、グラウベン青森! 監督から、やり馴れたダイヤモンド型の布陣に変更指示。 決勝トーナメントは7分の前後半。 筆者の好きな円陣組んで、全員で声を出して気合いを入れます! 試合はE選手のゴールでリードして、確実に1-0でゲームを終わらせます。 最後の2分は苦しかったと言いつつも、新しいエスプランドルの闘い方が見えた気がしました。 決勝戦はディフェンディングチャンピオン、カンパネラ岩手! 何故か岩手はゴレイロが豊富。日本代表の正GKが「オレがやらなくても大丈夫」と言うくらいに。 堅い守りを誇る岩手の闘い方は堅守速攻。 相手のカウンターを警戒して前半は様子見で行くことに。 試合開始早々、自分と相手ゴレイロとの接触で相手ゴレイロの頭部に膝が入ってしまいました。 治療の為一旦下がるも、後半には復帰していたのでホッとしたのと気合いが凄いと感じました。 今大会No.1ゴレイロだったんじゃないでしょうか? 試合はみやぎがキックインからのボールを「決勝決めます」宣言をしてたらしいS選手のゴールでノドから手が出るほど欲しい先制点を前半に取ります! その後、優位に進めて、監督から今日1との評価。 後半戦も闘い方を変えずに闘い、タイムアップ。 見事、優勝を飾ります! みやぎ代表初参加のゴレイロTさんも大会通じて無失点で終えて自信に繋がったんじゃないでしょうか。 大会関係者様、みやぎのスタッフ、それから遥々応援に駆けつけ...

ソーシャルフットボール強化指定選手セレクション

 2024年度のセレクションへ筆者が東北で唯一(たぶん)参加してきました。 強化指定選手は既にいるのですが、追加募集みたいな事だと思われます。 参加のためには、結構な段階が要りました。 エントリーシート記入と、推薦者の許諾、一週間分の検温 それとJSFAの正会員になる必要がありました。(年会費5000円) 運営費などかかるだろうしそこは漢気で 会場は東京のスミダフットサルアリーナ スカイツリーが綺麗に見えました。 今回は、新幹線の指定席で優雅に向かったのですが、なんと…!! なるふじなるおが近くの席に…!いや、よく見るとカカロ二菅谷さんまで…! よくよく見れば皆芸人さんでした。お見送り芸人しんいちさん、あぁしらきさん、永野さん 永野さんに至っては、完全な疲れたおじさんでした。事務所ライブだったのかな? 今になって思えば、ここで運を使い果たした? 受け付けで検温の正式な紙があると知り、ノートの切れ端に体温だけ書いてた私はあたふた アタフタを見かねた親切な参加者が、予備をどうぞと差し出してくれて、涙涙です。 全国(北海道~九州)から34名(FP28名・Gk6名)が参加しました。女性もおられました。 10時40分から各自アップ  11時セレクション開始 本格的なアップ 10mくらいを回りながら色んな動きを(ほぼほぼ原クリがやってたアップ) 対面でのパス練習 緊張からかズレて隣の列に飛んで行ったり ピヴォ当てからのシュート練習 Gkもレベル高いのでなかなか決められず それから、昔みやぎの練習会でもやっていたプレーヤーがボールが切れる毎に一人ずつ増えていく実戦形式の練習。ただ、一つ違ったのはどちらのゴールに決めてもいいということ。コートは、いつものコートの半分くらいの広さに狭めて始めます。 前の組をしっかり見て、自分は第2組の1番目の順番(長く居られてアピールチャンスも増える)ボールを受けてGkと1対1。普通に打っても入らない気がしたのでキックフェイントで躱して流し込もうと最初から決めていました。 が、それにしっかり対応するGk。取られはしなかったものの角度が無くなり持ち直してなんて約30秒も、もたつきまくって、実戦を考慮すれば既にディフェンスに囲まれていたでしょう。 監督、コーチのため息が脳内に木霊していました。 それでも切り替えて次入ってきた相手には素早く寄せてデ...